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7-31~32 天照神は「そさのお」を叱りつける

7-25 天照神は「そさのお」を叱りつける(7-31~32)

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なくこえに きみいかりまし(7-31)
そさのおに なんできたなく


この悲痛な声に、君(天照神)は怒り、「そさのお」に、なんと汚い奴だと叱りつけました。



くにのぞむ みちなすうたに(7-32)

天下を望むのなら、天成る道を教える歌をよく学んで何が必要か理解せよと申されました。



あめがした やわしてめくる(7-32)
ひつきこそ はれてあかるき
たみのたらなり


 
天(あめ)が下 和(やわ)して巡る 日月(ひ、つき)こそ 晴れて明るき 民(たみ)の両親(たら)なり

地上のあらゆるものに対し、太陽と月が平和に照らし、取り囲み、安心して生活できるように、天下晴れて将来に希望や喜びが持てる国民の親になることが必要なことである。

このの歌に対して「松本善之助著 ホツマツタヘ」の解説を参考に載せます。

***************

「ハナコ姫がなくなりました」
と嘆き悲しむ女官たちのしらせを聞いた天照大神は、きっとして、ソサノヲノ命を呼び付け、
「汝はこころいやしくも国を望んでいる。アマナリの道になんとかけ離れたことか」
と叱り、次の歌を示されたのでした。

 天(あま)が下(した) 和(やは)してめぐる 
日月(ひつき)こそ 晴(は)れて明(あか)るき 
民(たみ)の両親(たら)なり

この意味は、天下を治めるということは民を両親がこにするようにいつくしみ和してこそまっとうされるのであり、まさに日月のように晴々として明るくあるべきで、何の屈託があってもいけないということだろうと思います。
この天照大神の言葉と歌によると、ソサノヲノ命の所行は単なる乱暴狼藉にとどまらず、一国を奪おうという大それた野心を秘めていたということがはっきりします。そしてこれを天照大神が、アマナリの道によって諭したのでした。しかしこのような大事な個所を記紀は一言も載せてはいないのです。アマナリの道こそ敷島の道であり、国を治める根本理念であったのです。

***************

ジョンレノ・ホツマ
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7-30~31 糺されて、怒り狂い、投げ入れた斑駒で「はなこ」は直撃死する

7-24 糺されて、怒り狂い、投げ入れた斑駒で「はなこ」は直撃死する(7-30~31)

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 これたゝされて(7-30)

やけっぱちになってあちこちに迷惑をかけたので、これを糺されました。


 そさのおが ひとりかふむる(7-30)
いんはとの とづればいかり


「そさのお」が一人で損害を被らせた斎衣殿(いんはどの)の戸は閉じられてしまい、「そさのお」は怒り狂いました。



ぶちこまを ゐらかうがちて(7-30)
なげゐるゝ(7-30)


戸を閉じられた「そさのお」は怒り、斑駒(ぶちこま、まだら模様の子馬)を、屋根を突き破って投げ入れてしまいした。



 はなごおどろき(7-31)
ひにやぶれ かみさりますと


運悪く、「そさのお」が投げ入れた斑駒(ぶちこま)が、斎衣殿(いんはどの)で、機織りをしていた「はなこ」に直撃してしまいました。驚いた「はなこ」が手にしていた梭(ひ、横糸を通す道具)で、自分の身体を突き刺してしまい、亡くなってしまいました。

ジョンレノ・ホツマ

7-28~9 「そさのお」は惚れた姫を殺されたことを知り、やけっぱちになる

7-23 「そさのお」は惚れた姫を殺されたことを知り、やけっぱちになる(7-28~9)

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 そさのおしわざ(7-29)
あぢきなく


一方、密通を繰り返し慕っていた「はやこ」の軍団に、一目惚れした「はやうす姫」を殺されたことを知り、「そさのお」はやること全てが、どうにも止まらなくなりました。


 のしろしきまき(7-29)

苗代(なえしろ、のしろ)に重播(しきまき、種子を一旦播いた後、更にその上にまた種子を播いて成長を妨げること)をしたり、


あをはなち(7-29)

田に駒(馬)を放って駄目にしたり、


 みのらずみぞの(7-29)

 水田の溝を壊して稲穂が実らないようにしたり、



にいなめの かんみはおれば(7-29)
とをけがす(7-30)


「そさのお」は新嘗祭で君がお召しになる神御衣(かんみは)を織る斎衣殿(いんはどの)の戸を汚しました。(糞尿を撒き散らしました)

ジョンレノ・ホツマ

7-28~9 「こくみ」等も二人(もちこ、はやこ)に加勢する

7-22 「こくみ」等も二人(もちこ、はやこ)に加勢する(7-28~9)

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こくみらも つかえてしむを(7-28)
うばいはむ(7-29


 「こくみ」と「しらひと」(代官で一度は死刑を宣告されたが、「もちこ」の恩赦で死刑は免れ、斐伊川に島流しされていた)も、手柄(命を救ってもらった恩返し)を見せようと、「もちこ」、「はやこ」に仕えました。
 そして、「もちこ」、「はやこ」が憎んでいた身内の姫を奪い去り、犯しては喰い殺して行きました。


 このとき、犠牲になったのが、「あかつち」の娘の「はやうす姫」です。

 「そさのお」が「あさひ宮」に詣でた時、参拝者の中にこの「はやうす姫」を見つけ一目惚れして求婚したが、流離いの身であった事もあり、新居を持つことが許されず、この結婚は認められませんでした。「そさのお」は、この失恋の痛手を「もちこ」、「はなこ」に慰めてもらっている間に、「そさのお」は溺愛されてしまいます。

 そして、「もちこ」「はなこ」は「そさのお」を溺愛するあまり、自分たち以外に「そさのお」が愛した娘の存在が許されなくなってしまったわけです。可愛さ余って憎さ百倍とでも言うのでしょうか。


ジョンレノ・ホツマ

7-27~28 局を解任された二人(もちこ、はやこ)は、怒り狂い「おろち」と化する

7-21 局を解任された二人(もちこ、はやこ)は、怒り狂い「おろち」と化する(7-27~28)

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とよひめに ひたしまつらし(7-27)
さすらなす(7-28)


中宮は、「とよ姫」に、三人の女の子どもの養育係とするように決定しました。そして、「もちこ」、「はやこ」の姉妹は「えとつぼね」を解任(流離)されました。



 ふたさすらひめ(7-28)
いきどほり ひかはにいかり
なるおろち よにわたかまり


流離いの身になった二人の姫(「もちこ」、「はやこ」の姉妹)は憤り、斐伊川に身を隠して怒り狂って、大蛇と化して、世の中(中宮むかつ姫の仕打ち)に「わだかまり」(蛇がとぐろを巻くこと、悪意)を持つようになりました。


もちろん、大蛇そのものに化けたのではなく、「もちこ」、「はやこ」の心の中が、まさに大蛇がとぐろを巻いて、様子を窺っているようであったことを言っています。

ジョンレノ・ホツマ

7-23~27 筑紫での二人は不満で怒っており、「あかづち」がこれを告げた

7-20 筑紫での二人は不満で怒っており、「あかづち」がこれを告げた(7-23~27)

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 つくしあかづち(7-26)
これをうけ うさのみやゐを
あらためて(7-27)


筑紫(九州)の「あかづち」翁が、この決定を受けて、お迎えするために、宇佐の宮を新改築して歓迎いたしました。
「みやい」の「い」は居所の「い」を言うようです。



 もちこはやこは(7-27)
あらつほね おけばいかりて
ひたしせず


「もちこ」、「はやこ」の姉妹は、不満をぶちまけて、怒りもあらわに怨みつらみを募らせていきました。(おとなしくしていなかったわけです)


 うちにつくれば(7-27)

二人の態度を見かねた「あかづち」翁が、使者を出して中宮に一部始終を告げました。

ジョンレノ・ホツマ

7-25~26 男の子は父親の元におき、女の子は母親が育てます

7-19 男の子は父親の元におき、女の子は母親が育てます(7-25~26)

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 たなきねはとる(7-25)
おはちちに めはははにつく
みひめこも ともにくたりて


「たなきね」(「もちこ」が生んだ皇子)は、こちらが預かって育てます。男の子は父親の元におき、女の子は母親が育てます。
よって、三人の姫皇女も一緒に九州へ行きなさい。


なお、「たなきね」は、後日、出雲大社の初代祭主天穂日命(あまのほひのみこと)になります。


ひたしませ かならすまてよ(7-26)
ときありと むべねんころに
さとされて


中宮の「むかつ姫」に、表ざたにせず身を隠して(ひたして、浸す、水面下でおとなしくしている)心静かに待ちなさい。と悟されました。

身に覚えのあることなので、やむなく不承不承ながら、その場では、表向きは従いました。

ジョンレノ・ホツマ

7-24~25 「もちこ」「はやこ」は、此処に居場所は無いと筑紫に左遷させられる

7-18 「もちこ」「はやこ」は、此処に居場所は無いと筑紫に左遷させられる(7-24~25)

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 あるひたかまの(7-24)
みゆきあと もちこはやこを
うちにめす


ある日、天照神が「たかまがはら」(高天原、仙台多賀城付近)に、御幸された留守のときに、「もちこ」、「はやこ」両姉妹を内宮にお呼びになりました。


 ひにむかつひめ(7-24)
のたまふは なんちらゑとが
みけひえて つくしにやれは(7-25)
つぐみおれ


「せおりつ姫」(あまさがるひにむかつ姫)が賜うには、汝ら姉妹と君との間は冷え切った食事も同然である。此処にはもう居場所はない。筑紫(九州)に行って、おとなしく反省していなさいと命令しました。

ジョンレノ・ホツマ

7-23 「はなこ」(南の局)がこの光景を見てしまい中宮に告げる

7-17 「はなこ」(南の局)がこの光景を見てしまい中宮に告げる(7-23)

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 はなごきたれば(7-23)
ほこかくす


そこへ、何も知らない「はなこ」(南の局の内妃)が来合せたので、あわてて二人は矛(剱)を隠しました。



 みぬかほすれど(7-23)
うちにつげ(7-23


「はなこ」は何食わぬ顔で見ぬふりをしましたが、中宮の「せおりつ姫」(むかつ姫)に、このことを告げました。

ジョンレノ・ホツマ

7-22~23 「そさのお」は剣を持つが押しとどめられ、天下を取りなさいと言われる

7-16「そさのお」は剣を持つが押しとどめられ、天下を取りなさいと言われる(7-22~23)

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そさのおが たたえかねてぞ(7-22)
つるぎもち ゆくをはやこが(7-23)
おしとゞめ


その通達に、「そさのお」が怒り堪えかねて、剣を持って行こうとしたので、「はやこ」がとっさにその場を押し止めました。


 いさおしならは(7-23)
あめがした


「はやこ」は「そさのお」に、手柄(いさおし、功績)をたてたいのなら、天下をとりなさい。と進言しました。

ジョンレノ・ホツマ

7-22 「ね」の局の「もちこ」「はなこ」に暇が出て、「とよ姫」が召される

7-15 「ね」の局の「もちこ」「はなこ」に暇が出て、「とよ姫」が召される(7-22)

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ねのつぼね ゑとやすめとて(7-22)
うちみやの とよひめめせば
ねのつほね さがりなけゝば


北(ね)の局の姉妹(えと)(もちこ、はやこ)共に暇を出すから、しばらく休みなさい。後任には内宮(内妃)に「とよ姫」を召すので心配には及ばない。
 それを、聞き北(ね)の局の姉妹(もちこ、はやこ)は宮中から下がって激しく嘆き悲しみました。

「そさのお」との浮気が発覚して放っておけなくなったのでしょう。

ジョンレノ・ホツマ

7-21 「そさのお」は、失望し同情を求めて大内宮に入り浸る

7-14 「そさのお」は、失望し同情を求めて大内宮に入り浸る(7-21)

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おゝうちの おりおりやとる(7-21)

「そさのお」は失望のあまり、同情を求めて、「大内宮」の「ね」(北)の局の「もちこ」、「はやこ」のもとに通い、ついには折々宿るようになってしまいました。陰のみやび(密通)に明け暮れるようになりました。

「もちこ」、「はやこ」は、天照神の局でありながら、今でいう浮気をしていたということでしょうか。
どうにも止まらなくなり、事態はますます泥沼に入っていきます。

ジョンレノ・ホツマ

7-21 「そさのお」は、「はやうす姫」の父「あかつち」宮に結婚を申し込むが、許されませんでした

7-13 「そさのお」は、「はやうす姫」の父「あかつち」宮に結婚を申し込むが、許されませんでした(7-21)

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 きじをとばせて(7-21)
ちゝにこふ あかづちみやに
とつがんと


「そさのお」は、勅使(きじ)を飛ばして、「あかつち宮」の主に姫との結婚を申し込みました。

 いえどみやなく(7-21)

しかし、「そさのお」に、新居となる宮を持つことは許されませんでした。

結局この結婚話はまとまらなかったことになります。

ジョンレノ・ホツマ

7-20~21 「そさのお」は「あさひ宮」に参拝の「はやうす姫」を見初める

7-12 「そさのお」は「あさひ宮」に参拝の「はやうす姫」を見初める(7-20~21)
 
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そのなかに たをやめあれば(7-20)
これをとふ 


「そさのお」は、参拝者の中に、優美で優しそうな「たおやめ」(手弱女)に目がとまりましたので、どこの誰かを尋ねました。


まかたちこたふ(7-20)
あかづちが はやすふひめと
きこしめし(7-21)


姫の「まかたち」(待女、貴人に付き従う女。腰元)が答えました。「あかづち」(月隅国速見県、現大分県)の「はやうす姫」であるとお聞き入れになりました。

九州の「あかつち」宮から、遠路はるばる「はやうす姫」がお伴を連れて、京都府の宮津の「あさひ宮」に参拝されに来たのはなぜか今の私には分かりません。無残な自分の未来が予測できていて、それを避けるためだったのでしょうか。そうであれば、この朝日宮で「そさのう」と出会ってしまったのが非劇の始まりで、まさに「飛んで火に入る夏の虫」で、かわいそうです。

おとぎ話の「かぐや姫」が、最後に月に帰るという処は、京都から、九州の「あかつち」宮のことを、月隅の国(当時は月が住んでいるほど遠い所と言われていた)、つまり、月に帰るという表現で言い表したかったのではないかと勝手に想像しています

ジョンレノ・ホツマ

7-19~20 「そさのお」が結婚の儀を取り仕切り、報告に行く

7-11 「そさのお」が結婚の儀を取り仕切り、報告に行く(7-19~20)

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そさのおは これとゝのひて(7-19)
まなゐなる かみにまふでる(7-20)


「そさのお」は今回の「あめおしひ」と「くらこ姫」の結婚の儀を取り仕切ることとなり、全て整ったところで、「まないが原」に祭られている「とよけ」の「あさひ宮」にご報告を兼ね、君の名代として詣でました。

ジョンレノ・ホツマ

7-17~19 「くら姫」と「あめおしひ」が婚礼、恩赦が適用される

7-10 「くら姫」と「あめおしひ」が婚礼、恩赦が適用される(7-17~19)

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 まつらずもちが(7-17)
くらひめを かんさひのこの(7-18)
あめをしひ めあわせすけが
あにとなし ちゝますびとの
まつりつぐ


「もち」(もちこ、天照神の局の「ますひめもちこ」)が、「くら姫」(くらこ姫、「くらきね」の娘)を「かんさひ」(代官)の子の「あめおしひ」に妻合(めあわせ、結婚)させました。
そして、「あめおしひ」を「すけ」(すけ妃の「もちこ」)の義兄として、父、ますひと(代官)の祭ごと(政事)を継がせました。

「まつらず」は、「くらきねは まつらず」の前の内容。
このように「ほつまつたゑ」の文章は区切りなく続きます。


 しらひとこくみ(7-18)
このいわひ なかばさをゑて(7-19)
さすらひを(の) ひかわにやると


服役中の「しらひと」、「こくみ」も、すけ妃「もちこ」の計らいで、この祝事(しゅうげん)で、恩赦を得て罪が半減され、「ひかわ」(斐伊川、島根県)に流刑となりました。

「なかば」=半分、「なかば」差を得る=半減される
「もちこ」が同じ国の人間であったためでしょう。後に、この「もちこ」と手を組んで反乱を起こすことになります。



ますひとの わがとみとなす(7-19)


「ひかわ」(斐伊川)では、後に新ますひと(代官)の「あめおしひ」が家臣として、二人を再登用しました。

ジョンレノ・ホツマ

7-17 「いさなぎ」と「くらきね」の待遇について

7-9 「いさなぎ」と「くらきね」の待遇について(7-17)

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いさなぎは まつれどおとの(7-17)
くらきねは まつらずもちが


さらに、今後、「いさなぎ」は祭っても、弟の「くらきね」は決して祭ってはならないとお達しがありました。

天照大神としては、「くらきね」の職務怠慢が尾を引いてその後の政治の腐敗を招いたことのけじめであったと考えます。その後も、公には「くらきね」としては祀らわれることは無く、名前を変えて祀られているようです。

ジョンレノ・ホツマ

7-16~17 「やそきね」を「ね」(北陸)の国神に

7-8 「やそきね」を「ね」(北陸)の国神に(7-16~17)

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おおんかみ もろとはかりて(7-16)
やそきねを ねのくにかみと
いさなきの うぶやにおぢと
おばなれば まつりたゑずと
みことのり(7-17)


そこで、天照神は諸神と評議して、
「やそきね」(六代たかみむすび、かんみむすび)を「ね」(北陸)の国神に任命しよう。
「いさなぎ」の産屋(生家)を中心にみると、叔父と叔母、しかし、天照神から見ると「やそきね」は祖父に当たり、「いさなぎ」の妹「しらやま姫」は祖母にあたります。この「やそきね」と「しらやま姫」を白山神として祀り「ね」の国を治めるようにと、詔を申されました。

この個所は、松本善之助氏のホツマツタエにも以下に詳細に描かれています。

*******************

この中のヤソキネというのは、五代タカミムスビノ神の嗣子のことですから、当然六代タカミムスビノ神ということになります。そしてこの神をカンミムスビノ神といいます。その子フリマロは天照大神と同年輩で、五代タカミムスビノ神からアマナリ(天成)の道を学んだ学友です。

 このヤソキネ神を、天照大神がコヱネノ国神にされたというのです。右の文で「ネノ国」とあるのは「コヱ」が略されていると解されるからです。即ち、これを今でいえば、前に説明したとおり、石川・富山・福井の三県に当たります。
そして、天照大神が、ヤソキネ神をネノ国神とした第一の理由は、父神イサナキノ神の誕生の時、伯父のヤソキネ神が伯母神と一緒に産屋一切の世話をされたからだったのでした。かくて天照大神はこの伯父と伯母の両神にシラヤマ神という称号を授けられたというのです。この伯母神こそまさに白山姫その方に間違いないと思われます。

 即ちカンミムスビノ神と白山姫とは夫妻であったということになります。
 
また、白山姫の父はアワナギノ神だったと思われます。さきの引用に「アワナギほネノシラヤマとち治(た)るまで」とあるからです。そして白山姫はイサナキノ神と姉弟か兄妹の関係にあったわけです。
それは、天照大神の産湯をとったり、イサナミノ神が亡くなられた時、イサキノ神がヨミの国へ行くのを諌止したりしているところからも分かります
*****************

 もちてたみたす(7-17)
おぢとおば しらやまかみぞ


 そして、民の暮らしも豊かに治める伯父と叔母に「しらやま神」の神名を授けよう。

この「しらやま神」となった、「しらやま姫」は、かって、天照神が生まれた時に割礼を執り行ったと考えられるし、この「しら」は、今の韓国の新羅の「しら」にも通じているような気がします。

ジョンレノ・ホツマ

7-14~15 「しらひと」に四百十科(三百六十科で死刑)の刑が言い渡される

7-7 「しらひと」に四百十科(三百六十科で死刑)の刑が言い渡される(7-14~15)

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 めくみわするゝ(7-14)
ふもゝくら(7-15)


罪状は、君・母からの恩を忘れた罪、二百科(くら)


 さるももゝくら(7-15)

妻を追い出し流浪させた罪、百科


ふむがゐそ(7-15)

母娘を踏み荒らす(狼藉)罪、五十科


 つかむのむそと(むそて)(7-15)

賄賂(わいろ)を掴(つか)む罪、六十科


よもそくら これのかるゝや
こたゑねば つゝがにいれて


罪状全てで、四百十科になる。この罪に逃れることができるか!
「しらひと」は返答できずにいました。「牢獄」に入れよ。という裁定がくだりました。

ジョンレノ・ホツマ

7-10~14 次に「しらひと」を裁判にかける

7-6 次に「しらひと」を裁判にかける(7-10~14) 

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ねのくにの しらひとをめす(7-10)

引き続いて、「ねの国」(北陸)の「しらひと」を召し上げました。

たかまにて かなさきとわく(7-10)

宮中で(今風に言えば法廷で)、「かなさき」(住吉の神)が問いただしました。

はゝをすて つまさるいかん(7-10)

「しらひと」よ、汝は母を捨て、妻を追い出したのはどういうことなのだ。

こたえいふ おのれはさらず(7-11)
はゝよりぞ ゐゑすていづる
ひめもまゝ


すると、「しらひと」は言い逃れを始めました。自分が追い出したのではありません。母の方から家を出て行ったんです。姫(妻)も一緒について行ったまでのことです。

 またもとをとふ(7-11)

再び「かなさき」(住吉の神)は、「しらひと」に「もと」(生まれ、先祖、家系)を問いただしました。

こたえいふ よゝのとみゆえ(7-11)
ことなせり(7-12)


「しらひと」は、開き直って答えました。我が家系は元々、臣(「ねの国」の)であったから、「くらこ姫」と結婚したのは当然の成り行きです。

「くらこ姫」は「くらきね」(「いさなぎ」の弟)と「たみのさしみめ」(民間からの二番目のお妃)との間に生まれた娘。

 はゝはたみのめ(7-12)
すゝめてぞ きみのつまなり


母は、民間の女で、私が君(くらきね)にお勧めしたからこそ、君の妻に納まったのです。

おんめぐみ なにわすれんと(7-12)
ゐゝながす


君(くらきね)の御恵(おんめぐみ)をどうして忘れられましょうか。と、ずけずけと言い流しました。

 かんみむすびの(7-12)
しかりてぞ(7-13)


そのとき、「かんみむすび」(やそきね、六代たかみむすび)が、強い口調で叱りました。

 なんぢかざりて(7-13)
まどわすや


汝は自分に都合の良いように並び立てて騙すつもりか!

 われよくしれり(7-13

我はそち(しらひと)の悪業をことごとく聞きおよんでいるぞ。

ともをこゑ(7-13)

汝(しらひと)が居並ぶ盟友(とも)を飛び越えて出世できたのも、

 ちからをかして(7-13)
はゝがあげ まつりさづけて
ことなすを(7-14)


母(たみのさしみめ)の力添えで抜擢され、すなわち、「くらきね」が慈しんだ愛娘とそち(しらひと)が結婚して、我が子にしたからこそ、そちは代官になれて政事を授かることができたからであろう。

 はゝにしたえは(7-14)
ひめがうむ かくさんために
ながしやり


それを何と愚かにも娘(妻)の母(たみのさしみめ)に横恋慕して言い寄り、妻(くらこ姫)の眼を盗んで情事を重ね、くらこ姫の思いを踏みにじったあげく、秘め事が見つかり扱いにくくなったので、母娘とも「つ」(西、ここでは宮津宮)に流しやるとは何事ぞ。

 たみのめうばひ(7-14)
ちからかす


そのうえ、民の女を漁っては奪い、税(ちから)はかすめとるとは、民の模範ともなるべき益人(代官)が悪事を働いているのはけしからん。

ジョンレノ・ホツマ
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