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8-5 不法者に付け入る隙を与える結果に

8-3 不法者に付け入る隙を与える結果に(8-5)

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 ついにおろちに(8-5)
なめられて のりのくずるゝ(くつるゝ)


法が崩れていた(機能しなくなっていた)ため、遂に「おろち」に舐められてしまう結果になってしまいました。

犯罪者を取り締まれず、賄賂の横行で腐敗していた所へ、不法者に付けいる隙を与えてしまったことになります。

「おろち」とは、一般的には、うわばみを撥ねる賊のことで、大蛇のように怖い存在であったことを意味していると思われます。

しかし、私は「おろち」という言葉の中には、鉄が溶けだして流れ出る光景を擬人化しているように思います。
この時期に大陸から大挙してきた渡来人の中に「たたら製鉄」を生業とする産鉄民が、既にいたものと思われるからです。

アメリカ大陸の場合、ヨーロッパから新大陸へ大挙移住してきたアングロサクソン人と現地のアメリカインディアンとの間で壮絶な戦いがあり、征服者側の記録だけが今に伝わっています。
しかし、日本においては、土着民である日本人が、征服されることなく、この国として機能が最終的に勝ち、渡来人達を吸収して行った経緯がこの「はたれ」との戦いのなかにあると思います。


ジョンレノ・ホツマ
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8-3~5 犯罪者を正しく罰せず賄賂が横行

8-2 犯罪者を正しく罰せず賄賂が横行(8-3~5)


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ねのくにと さほこのくにの(8-3)
ますひとが うちのしらびと
こくみらが おやもおかして
こもおかす(8-4)



北陸(「ね」の国)と、山陰(「さほこ」の国)の益人(代官)の「しらひと」と「こくみ」等が、「くらきね」の妻とその娘の「くらこ姫」を同時に犯す事件を起こしました。

「くらきね」は「いざなぎ」の弟になります。
「くらきね」の妻は、「くらきね」の二度目の妻「たみのさしみめ」(民間出身の絶世の美女)

 
とがあやまちも(8-4)
ふためとの かしこところの
ひきつりに ゆるせはかゝゑ
くにをたす


「しらひと」と「こくみ」が犯した犯罪も、「もちこ」、「はやこ」という二人の賢所(かしこところ)の「ひいき」によって、減刑が許されました。そして、再び雇われ(抱えられ)て、益人になって国を治めていました。


 まいないつかむ(つかみ)(8-4)
まめならす(8-5)


しかし、この二人(「しらひと」と「こくみ」)は賄賂(まいない)を掴み、政治上の仕事に真面目、忠実ではありませんでした。

ジョンレノ・ホツマ

8-1~3 魂返し「はたれ」討つ綾 天の節目(厄年)に当たっていました

8綾 魂返し「はたれ」討つ綾

8綾に入ります。ここでも訳の分からない言葉が出てきて意味不明な箇所も多々出てきますが、なんとか自分なりに「トライ」して見ます。渡来!人


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8-1  天の節目(厄年)に当たっていました(8-1~3)

おおんかみ あめがしたてる(8-1)
くしひるに たみもゆたかに



天照神の大御神は天下あまねく照り輝き、民の暮らしも豊かになりました。



ふそみよろ ふちみもやその(8-1)
ふたとしを へてもやすらや(8-2)
みかたちも なをわかやぎて
おわします



二十五万二千三百八十二年経った今も君の御心は安らかでご容姿はなお一層若やいでおられました。
この年の計算はどういう根拠か分かりませんが、神代の昔からずーっと続いていると言うことを言いたかったのだと思います。



 ことしふそよの(8-2)
さくすゞを ふそゐのすゝに
うゑかえて ふしにあたれは(8-3)



今年は、二十四本目の「すず」が折き、二十五本目の「すず」に植え替えとなる、天の節目に当たっていました。

ジョンレノ・ホツマ

7綾目次 遺し文、刑罰(さが)を立法(たつ)綾

7綾目次 遺し文、刑罰(さが)を立法(たつ)綾

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紀元前の日本で、既に法治国家の形態をとっていたことに驚きます。


7-1  刑罰の取決め中に山陰より急使が来る(7-1)
7-2 書簡には「ますひと」(代官)が悪事を取り締まれないと訴え(7-2~3)
7-3 「ね」の国では「くらきね」亡き後、勝手な行動が目に余る(7-3~4)
7-4 直ちに「かんさひ」、「こくみ」、母「たみのさしみめ」、娘「くらこ姫」に出頭を命じる(7-5~7)
7-5 「こくみ」に三百七十科(三百六十科で死刑)の刑が言い渡される(7-7~10)

7-6 次に「しらひと」を裁判にかける(7-10~14) 
7-7 「しらひと」に四百十科(三百六十科で死刑)の刑が言い渡される(7-14~15)
7-8 「やそきね」を「ね」(北陸)の国神に(7-16~17)
7-9 「いさなぎ」と「くらきね」の待遇について(7-17)
7-10 「くら姫」と「あめおしひ」が婚礼、恩赦が適用される(7-17~19)

7-11 「そさのお」が結婚の儀を取り仕切り、報告に行く(7-19~20)
7-12 「そさのお」は「あさひ宮」に参拝の「はやうす姫」を見初める(7-20~21)
7-13 「そさのお」は、「はやうす姫」の父「あかつち」宮に結婚を申し込むが、許されませんでした(7-21)
7-14 「そさのお」は、失望し同情を求めて大内宮に入り浸る(7-21)
7-15 「ね」の局の「もちこ」「はなこ」に暇が出て、「とよ姫」が召される(7-22)

7-16 「そさのお」は剣を持つが押しとどめられ、天下を取りなさいと言われる(7-22~23)
7-17 「はなこ」(南の局)がこの光景を見てしまい中宮に告げる(7-23)
7-18 「もちこ」「はやこ」は、此処に居場所は無いと筑紫に左遷させられる(7-24~25)
7-19 男の子は父親の元におき、女の子は母親が育てます(7-25~26)
7-20 筑紫での二人は不満で怒っており、「あかづち」がこれを告げた(7-23~27)

7-21 局を解任された二人(もちこ、はやこ)は、怒り狂い「おろち」と化する(7-27~28)
7-22 「こくみ」等も二人(もちこ、はやこ)に加勢する(7-28~9)
7-23 「そさのお」は惚れた姫を殺されたことを知り、やけっぱちになる(7-28~9)
7-24 糺されて、怒り狂い、投げ入れた斑駒で「はなこ」は直撃死する(7-30~31)
7-25 天照神は「そさのお」を叱りつける(7-31~32)

7-26 「そさのお」は凶暴になり、天照神は岩窟に隠れる(7-33)
7-27 突然の日食に驚き祈祷をあげる(7-33~36)
7-28 常世の踊りを歌い踊る(7-36~38)
7-29 外を見ようとした天照神を「たちからお」が引き出す(7-38~39
7-30 「そさのお」に罪状が言い渡され刑が執行され始めた(7-40~41)

7-31 「むかつ姫」より情状酌量の申し出が届く(7-41~43)
7-32 「そさのお」は死刑執行から追放刑に軽減された(7-42~43)
7-33 神楽(かんくら)が始まり、天照大御神と名乗る(7-44~46)
7-34 「そさのお」は北陸へ行く許可を得、その前に姉に会う(7-47)
7-35 「そさのお」が来たと同時に、大地震が発生し、姉は恐れなす(7-47~49)

7-36 「そさのお」の様相と言い分(7-49~52)
7-37 姉は「そさのお」の本心を聞く(7-52~53)
7-38 「そさのお」は、姉に浮気の過ちを晴らしてから帰ると誓う(7-53~56)
7-39 「そさのお」の悪行の因果関係を、両神「いざなみ」「いざなぎ」が遺言に残す(7-56~60)

七綾完


ジョンレノ・ホツマ

7-56~60 「そさのお」の悪行の因果関係を、両神「いざなみ」「いざなぎ」が遺言に残す

7-39 「そさのお」の悪行の因果関係を、両神「いざなみ」「いざなぎ」が遺言に残す(7-56~60)

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 むかしふたかみ(7-56)
のこしふみ(7-57


昔、両神(いさなぎ、いさなみ)が、後世のために遺言状を遺されました。


 あめのめくりの(7-57)
むしばみを みるまさかにの
なかこりて うむそさのおは
たまみたれ くにのくまなす
あやまちを(7-58)



 天の運行も、時には狂って日食や月食を見ることなります。
「まさかに」(想定外・予期しない緊急の事態のとき)のように天の運行が濁っていた時に生まれた「そさのお」は、まさに霊の緒が乱れて国に隈(災い)が降りかかるという過ちをしました。



 おはちちにゑて(7-58)
はをいだけ


男は父(天)の心を持って、「は」(大地・母性・女性)を抱きなさい。

 
めはははにゑて(7-58)
あとゐねよ


 女は母(地)の心を持って、「あ」と寝なさい。(天・男に抱かれなさい)。


 うきはしをゑて(7-58)
とつぐべし


そのときには、必ず、仲人をたてて結婚しなさい。


 めはつきしほの(7-58)
のちみかに きよくあさひを(7-59)
おかみうけ よきこうむなり


また、女性は月経の終わった三日後に、身を清めて朝日を拝み、日霊(ひる)を受ければ必ず良い子が生まれます。



あやまりて けがるゝときに(7-59)
はらむこは かならすあるゝ


誤って生理中に交わって出来た子は必ず乱暴な子どもになります。



まえうしろ みたれてながる(7-60)
わがはちを のちのおきての
うらかたぞ かならずこれを
なわすれそこれ


先に犯した失敗は、両親とも厄年に生まれた「ひるこ姫」を川に流さなければならなかったことと、2番目に生まれた「ひよるこ」は未熟児で死産であったので、葦舟に乗せなければならなかったという、我が恥です。

後の失敗は「そさのお」の悪行の数々、裏社会に生きなければならなかった事です。

 肝に銘じてこのことを忘れないでください。

七綾完


ジョンレノ・ホツマ

7-53~56 「そさのお」は、姉に浮気の過ちを晴らしてから帰ると誓う

7-38 「そさのお」は、姉に浮気の過ちを晴らしてから帰ると誓う(7-53~56)

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むかしきみ まなゐにありて(7-53)
みすまるの たまをそそきて
たなぎねを もちにうませて


昔、君(天照神)が「まないがはら」に居られた頃、「みすまる」(御統、玉・勾玉を緒に貫いて輪としたもの)の玉を解いて水を注いだところ、「もち」(もちこ、ますひめもちこ、暗き根の娘)「たなきね」(たなひと)皇子が生まれました。



とこみきに はやこをめせは(7-54)
そのゆめに とつかのつるぎ
おれみきだ さかみにかんで
みたとなる


また、君(天照神)が床神酒(寝床をともにする、一緒に寝ること)に「はやこ」(こますひめはやこ、もちこの妹)を召したとき、その夜の夢に十握(とつか)の剣を三(み)段(きだ)に折って、清噛(さかみ)に噛むと三宝(みた)になりました。

清噛(さかみ)は後の相模の語源になります。



 みたりひめうむ(7-54)
たのいみな(7-55


その後、「はやこ」が三つ子の娘を生んだので、実名に「た」の字を付けました。



 われけがれなは(7-55)
ひめをえて ともはぢみんと
ちかいさる


もし、私(そさのお)が汚れていて姫が生まれたなら、その時は素直に過ちを認めて生涯恥をかいて生きていきますと言って去って行きました。

ここで、「そさのお」が「はやこ」に女の子を生ませたことを暗に言っている。だから、もう一度女の子が生まれたら責任は自分にあるという意味合いでしょう。



 ひめひとなりて(7-55)
おきつしま さかむゑのしま
いつくしま(7-56


「はやこ」が生んだ三つ子の姫が成人してから付けられた名前は
「沖つ島姫」・・・・「たけこ」
「相模江の島姫」・・「たきこ」
「厳島姫」・・・・・「たなこ」
となりました。



 みからさすらふ(7-56)
さすらおの かげのみやびの
あやまちを はらしてのちに
かえります


自ら、流離らう「そさのお」の、浮気の過ちを晴らした後に帰ります。

ジョンレノ・ホツマ

7-52~53 姉は「そさのお」の本心を聞く

7-37 姉は「そさのお」の本心を聞く(7-52~53)

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あねとわく さこゝろはなに(7-52)

姉(わか姫)は聞きました。貴方の本心は一体何ですか。


そのこたえ ねにいたるのち(7-52)
こをうまん めならはけがれ
おはきよく これちかいなり(7-53)



「そさのお」の答えは、「ね」(北陸)に行ったら結婚して子どもを生んで見せる。もし、女の子が生まれてきたら、私の心が汚れていることを認めよう。もし、男の子が生まれてきたら、私の心は清く悪くない。これが誓いである。

これは、「たけこ」、「たきこ」、「たなこ」の三姉妹を、天照神の内妃であった「はやこ」が生んで出来た子供がですが、「そさのお」との密通(浮気)により出来た子どもと疑われており、自分(そさのお)は潔白であったと認めさせようとしたものと思われます。
一つの賭けに出たわけですね。

ジョンレノ・ホツマ

7-49~52「そさのお」の様相と言い分

7-36 「そさのお」の様相と言い分(7-49~52)

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あけまきし もすそをつかね(7-49)
はかまとし ゐもにみすまる
からまきて(7-50)


「そさのお」の様相ときたら、髪を総角(古代の少年の髪の結い方の一。髪を左右に分け、両耳の上に巻いて輪を作る)に結い、裳裾を束ねて袴の代用にし、五百もの「みすまる」(御統、玉・勾玉を緒に貫いて輪としたもの)を首から身体に巻き付けていました。



 ちのりゐものり(7-50)
ひちにつけ



矢が千本、五百本入った靫(ゆき、矢の入れ物)を両方の肘にくくりつけていました。



 ゆはずをふりて(7-50)
つるぎもち



 弓弾(ゆはず、弓の端の弦をとめている所)を持って振りまわし、もう片方では剣(八柄剣)をかざしていました。



 かたにわふんで(7-50)
けちらして いつのおたけに
なじりとふ(7-51)


堅庭(堅い地面)を踏みつけ、岩を蹴散らして、激しい勢いで(いつ、厳、稜威)雄叫けびをあげて怒鳴りました。


 そさのおいわく(7-51)
なおそれそ むかしねのくに
ゆけとあり あねとまみゑて
のちゆかん



「そさのお」が言うには、そんなに恐れないでくれよ。昔、「ね」(北陸)の国へ行けと言われた証文をまだ持っている。そのため、行く前に、姉と一度会ってから行こうと思っていただけのことだ。



 はるかにくれば(7-51)
うたがわで いつかゑしませ(7-52)



はるばる尋ねて来たのに、疑いを掛けられて、誠意を見せてくれても良いだろう。

「いつ」厳、神聖なこと 
「かえし」元に戻す、昔のように戻す


ジョンレノ・ホツマ

7-47~49 「そさのお」が来たと同時に、大地震が発生し、姉は恐れなす

7-35 「そさのお」が来たと同時に、大地震が発生し、姉は恐れなす(7-47~49)

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 ふみとゞろきて(7-47)
なりうごく(7-48



このとき、大地が轟いて鳴り動きました。今回の東北大地震のような大地震が発生したかも知れませんね。



 あねはもとより(7-48)
さすらおが あるゝをされは
おどろきて



姉(わか姫)は、以前から流浪雄(そさのお)が凶暴であったので恐れをなして驚きました。



 おとゝのくるは(7-48)
さわあらじ くにうばふらん


 
弟(そさのお)が来るとは、決して良いことではない。この国を奪いにでも来たのですかと言い放ちました。



かぞいろの よざしのくにを(7-49)
すておれは あゑうかがふと



数々のお前に統治をまかされた国々(「ね」北陸、や「さほこ」山陰)を放ったらかしにしておいて、今更、会いに(敢えて)伺いに来るとはどういう魂胆ですか。と問い詰めました。

ジョンレノ・ホツマ

7-47 「そさのお」は北陸へ行く許可を得、その前に姉に会う

7-34 「そさのお」は北陸へ行く許可を得、その前に姉に会う(7-47)

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さすらおは みことをうけて(7-47)
ねにゆかん


一方、流浪雄(そさのお)は、許可を得て、北陸(ね)に行くことになりました。

 
あねにまみゆる(7-47)
しばしとて ゆるせはのぼる
やすかわべ


「そさのお」は出発に先立って、姉(わか姫)に、一旦お目にかかってから行きたいと願い出て、許可されたので、姉の居る「やすかわ宮」に伺いました。

ジョンレノ・ホツマ

7-44~46 神楽(かんくら)が始まり、天照大御神と名乗る

7-33 神楽(かんくら)が始まり、天照大御神と名乗る(7-44~46)

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おゝんかみ しろしめされは(7-44)
あまてらす ひとのおもても
たのしむに


大御神(おおんかみ)は、岩窟(いわむろ)を出て再び政事を執り召されました。君のご威光により、天下隈なく照らされて庶民の顔も明るく楽しそうでありました。



 みちすけのうた(7-44)

ここに、「みちすけ」(天道晴明)の歌を捧げます。



あはれ あなおもしろ(7-44)
あなたのし あなさやけ(7-45)
おけ さやけおけ
あわれ おもしろ
さやけおけ あなたのし



あはれ(天晴れ、あっぱれ)!何と面白い!
何と楽しい!何と爽やかで清々しい!
汚れて嫌なことは、飛んで行って消え去れ!
きれいになれ!
あはれ(天晴れ、あっぱれ)!何と面白い!
消え去れ、嫌なこと。何と楽しい!



あひともに てをうちのべて(7-46)
うたひまふ



皆一緒になって手を打ち鳴らして歌って踊りましょう。



 ちはやふるとぞ(7-46)
たのしめは これかんくらに
あまてらす おゝんかみなり



千岩谷(ちはや)震(ふ)るえるまで、歌って踊って楽しめば、これが本当の神楽(かんくら)の始まりです。
この踊りを持って、天照大御神と名乗りましょう。

ジョンレノ・ホツマ

7-42~43 「そさのお」は死刑執行から追放刑に軽減された

7-32 「そさのお」は死刑執行から追放刑に軽減された(7-42~43)

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ことのりを もろがはかりて(7-42)
あめもとる おもきもしむの(7-43)
なかはへり ましわりさると



「ことのり」(情状酌量を願う減刑要請)を諸神が審議した結果、天の理に背く重罪ではあるが、身内の好しみにより、罪を半減して、「まじわりさる」(追放刑)に処することにしました。



すがさあお やゑはゐもとむ(7-43)
したゝみの さすらやらいき



追放刑になった「そさのお」は、頭には菅笠(すげがさ、すがさ)を被り、身体には青い麻蓑(みの)をまとって、生きるために食い物を探し求める下民(したたみ)に落ちぶれて流浪雄になり下がっていました。

ジョンレノ・ホツマ

7-41~43 「むかつ姫」より情状酌量の申し出が届く

7-31 「むかつ姫」より情状酌量の申し出が届く(7-41~43)


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 むかつひめより(7-41)
さおしかに


その死刑執行の最中に、「むかつ姫」(中宮、せおりつ姫)の申し出が勅使より告げられました。



 うけものゐのり(7-41)
よみかえす はなごのよもさ
つくのえは さがをあかせよ



 「うけもの」(倉稲神・うけみたま)に祈ったので「はなこ」の御霊は無事天国へお送りしました。よって「はなこ」殺しの四百科は償われましたので、罪を白紙に戻すようお願いします。



そさのおが しわざはしむの(7-42)
むしなれど さがなくつつが
なからんやわや



「そさのお」の性格は生まれつきの遺伝です。ですから、本人には罪は無いので牢獄から出してやれないものでしょうか。

ジョンレノ・ホツマ

7-40~41 「そさのお」に罪状が言い渡され刑が執行され始めた

7-30 「そさのお」に罪状が言い渡され刑が執行され始めた(7-40~41)

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しかるのち たかまにはかり(7-40)

その後、高天(宮中)では、諸神による神議(かみばかり)が招集されていました。



そさのおの とがはちくらの(7-40)
みきだがれ



 「そさのお」の罪状が言い渡され、罪状は千科もありました。天の巡りで決められた罪状は三百六十科が死罪ですから、何と死罪の三倍も残忍で、三段死(みきだがれ)という三回死ぬ程の惨い死刑を言い渡しました。


 かみぬきひとつ(7-40)
つめもぬき まだとゝかねば
ころすとき(7-41)



刑が執行され、髪の毛は抜かれ、爪も剥ぎとられようとしていて、まさに殺そうとしていた時です。

ジョンレノ・ホツマ

7-38~39 外を見ようとした天照神を「たちからお」が引き出す

7-29 外を見ようとした天照神を「たちからお」が引き出す(7-38~39)

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 きみゑみほそく(7-38)
うかゞえは いわとをなぐる(7-39)
たちからお みてとりいだし
たてまつる



外界は真っ暗なのに、君(天照神)は微笑み、そっと外の様子をうかがっていました。そのとき、「たちからお」が岩戸を投げ捨て、天照神の手を取り出して奉りました。
岩窟(いわむろ)に隠れていた天照神をおもてに引き出しました。

「たちからお」は「したてる姫」(天照神のお姉さん後に妹に対応)と「あちひこ」(おもいかね)の皇子。実名は「しつひこ」
天照神から見て甥っ子になります。



 つはものぬしが(7-39)
しめなわに なかえりましそ



次に、「つわものぬし」が、岩窟(いわむろ)の入り口に「しめ縄」を張り巡らせて、もう二度と岩窟(いわむろ)の中にお帰りにならないように申し上げました。

ジョンレノ・ホツマ

7-36~38 常世の踊りを歌い踊る

7-28 常世の踊りを歌い踊る(7-36~38)

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 ふかくはかりて(7-36)
おもいかね とこよのおとり



周りの闇とは反対に人の心を照らしていることに、「おもいかね」は深く考えた末、「常世の踊り」歌い踊りました。



ながさきや わざをきうたふ(7-37)


「常世の踊り」の「ながさきや」という歌を、「わざおき」(今で言う俳優)たちが歌いました。
後世の狂言師に派生していったのでしょうか。



かぐのき かれてもにほゆ(7-37)
しほれてもよや あがつま



香久の木(かぐのき、蜜柑、柑橘類の木)は、枯れても良い匂いで。萎(しお)れても、もちろん良い匂い。私の妻も。



あわ あがつまあわや しほれてもよや あがつま あわ(7-38)


天地神よ。 私の妻は天地神。
萎れてももちろん、私の妻は天地神。



もろかみは いわとのまえに(7-38)
かしまどり これぞとこよの
なかさきや



諸神は、「天照神」が隠れた岩戸の前に夜明けを知らせる暁鶏(かしまどり)を放ちました。これこそ、常世(永遠の世界)の「なかさき」(長く鳴く、鳴く幸)でした。

ジョンレノ・ホツマ

7-33~36 突然の日食に驚き祈祷をあげる

7-27 突然の日食に驚き祈祷をあげる(7-33~36)

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あめがした かがもあやなし(7-33)


このとき、地上では突然の暗闇が襲い、昼夜が逆転してしまったようでした。

当時は、日食という概念が理解できず、突然の日食に、世も終わりとびっくりしたことと思います。
太陽が隠れたこと(日食)は、日の精を受けた天照神が隠れたことによるが自然の霊意と感じとられていたと想像できます。



やすがはの やみにおどろく(7-34)
おもいかね たびまつりはせ



一方、やす川(滋賀県守山市野洲川)に居た「おもいかね」は、突然の暗闇に驚いて、松明(たびまつ)を掲げました。



こにとひて たかまにはかり(7-34)
いのらんや



「おもいかね」は子どもの「たじからお」に、周辺の現状を聞き、高天原では神々を招集して、祈祷法(いのらんや)の知恵を出し合いました。



 つわものぬしが(7-34)
まさかきの かんゑはにたま(7-35)
なかつゑに まふつのかがみ
しもにきて かけゐのらんと



そこで、「つわものぬし」が、新しい祈祷法を提案しました。
真榊木の上枝(かんえ)には勾玉(にたま、まがたま)を掛け、中枝(なかつえ)には真経津の鏡(麻布都鏡、鏡の美称、八咫鏡(やたのかがみ)の別名?)を下げ、下枝には和幣(にぎて)を付けて祈りましょう。



うすめらに ひかげをたすき(7-35)
ちまきほこ(7-36)



「うずめ」達は、それぞれ日陰草(ひかげの蔓)を襷(たすき)掛けにして(多分着物の袖などが邪魔にならないように)、更に「ちまき」(此処では機織り機の部品で、織られた部分の織物を巻きとるための木製の円い棒を示します)を矛代わりにしました。


尚、「古代人の知恵」松本善之助氏著の中に、「ちまき」の元々の意味は、「ち」=神と自然の霊意を意味し、それを招くという意思を表現している。見えない心を見える形で表現する独特の物実の思想とあります。


「うずめ」とは(此処では宮で働いていた一般の女官たちと思います。猿田彦(ちまた神)に女性の目力で声をかけた美人も示し、一方でお多福顔、おかめ、という別の意味もあるようです。)




 おけらをにはび(7-36)


「おけら」(疫病草、えやみぐさ)を庭火(神事の庭に焚くかがり火)にしました。



ささゆはな かんくらのとの(7-36)
かんかがり



禊ぎの一つである、笹湯花(湯立)神楽の用意も出来ました。祝詞もあげ、篝火(かがりび)も焚きました。

ジョンレノ・ホツマ

7-33 「そさのお」は凶暴になり、天照神は岩窟に隠れる

7-26 「そさのお」は凶暴になり、天照神は岩窟に隠れる(7-33)

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そさのおは いわをけちらし(7-33)
なをいかる


「そさのお」は、不幸にも自覚できずに益々凶暴になり、岩を蹴散らしても、なお怒りが収まりませんでした。



 きみおそれまし(7-33)
いわむろに いりてとさせば


君(天照神)は、凶暴な「そさのお」に、恐れをなして難を逃れるために、岩窟(いわむろ)に隠れて岩戸を閉じてしまいました。

ジョンレノ・ホツマ
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