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9-16~18 道中「いぶきど主」は変わり果てた「そさのお」に出会う

9-14 道中「いぶきど主」は変わり果てた「そさのお」に出会う(9-16~18)

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 みちにたゝすむ(9-16)
したゝみや かさみのつるぎ(9-17)
なけすてゝ なにのりこちの
おゝまがこ なんだはたきの
おちくだる


出雲路へと向かう途中の道にたたずんでいる一人の「したたみ」(下民)が突然「いぶきど主」の前に飛び出して、笠、蓑、剣を投げ捨てて、何やら訳のわからない「のり」(宣り)を訴えている様子で、大きく見開いた目からは涙が溢れ滝のように流れ落ちていました。



 ときのすがたや(9-17)
やとせぶり(9-18)



その時の姿は、何と八年ぶりに会った変わり果てた伯父の「そさのお」でした。



 おもひおもえは(9-18)
はたれとは おごるこゝろの
われからと やゝしるいまの



「そさのお」は日蔭者としての辛い日々が続き、思い起こせば「はたれ」とは、全て自分が驕った心の隙から生じ、原因は己に在ったことを、今になってようやく知ることができました。



そさのおが くやみのなんだ(9-18)


「そさのお」は悔し涙が止めどもなく流れてきました。

ジョンレノ・ホツマ
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9-14~16 「はたれ」の根源を断つため「いぶきど主」に向かわせる

9-13 「はたれ」の根源を断つため「いぶきど主」に向かわせる(9-14~16)


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 たかまはむつの(9-14)
はたれかみ はちのことくに
みたるれは かみはかりして
はたれうつ



 宮中には六種族の「はたれ」頭が、蜂の巣を突いたように荒れ放題でしたので、神議してこの「はたれ」を打倒することにしました。



 きみはみそぎの(9-14)
さくなたり はたれゐとふの(9-15)
たねをゑて みよおさまれど



「はたれ」を討つために、天照神は滝の落ちる清流の瀬で禊ぎをしました。そして、「はたれ」の嫌う呪いの術(種・たね)を取得されましたのでどうにか御代は治まりました。



みなもとは ねのますひとに(9-15)
よるなれば いふきとぬしに
うたしむる(9-16)



世の乱れの元凶は北の益人の陰謀が諸悪の根源でありました。基から断つために「いふきど主」に討たすよう伝令しました。




 うなつきむかふ(9-16)
やそつゝき さほこのみやの
あさひかみ おがみていたる
いつもぢの(9-16)



「いふきど主」は、「うなづき」(同意、承諾)し、その後に八十の兵が続き、「さほこ」(山陰)の宮の「あさひ神」に戦勝祈願をしてから出雲路へと向かいました。

ジョンレノ・ホツマ

9-13~14 「いなだ姫」は3人子供を生み、隠れ住みました

9-12 「いなだ姫」は3人子供を生み、隠れ住みました(9-13~14)

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 のちをゝやひめ(9-13)
つまづひめ ことやそうみて
かくれすむ(9-14)


その後「いなだ姫」は「おおや姫」、「つまづ姫」そして「ことやそ」を生んで共に隠れ住みました。

自分の独りよがりの身の潔白は、お姉さんに認めてもらえないことを知り、周りの目も厳しいことを改めて知ったことになります。そのため、隠れ住んでいたということだと思います。

ジョンレノ・ホツマ

9-11~13 「そさのお」の妻「いなだ姫」は男の子を生んだが、姉は認めず

9-11 「そさのお」の妻「いなだ姫」は男の子を生んだが、姉は認めず(9-11~13)

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 いなだひめして(9-11)
おゝやひこ うめばそさのお
やすかわに ゆきてちかひの
おのこうむ(9-12)



「そさのお」の妻となった「いなだ姫」は「おおやひこ」という男の子を生みました。
晴れて男の子が生まれたので、喜び勇んでお姉さん(したてるひめ・下照姫、天照神のお姉さんであり自分のお姉さんでもある)の居る「やすかわ」(野洲川)に馳せ参じました。
以前、「そさのお」はお姉さんの前で、「もし男の子が生まれたら我が身は潔白だ」という誓いが果たせたからです。



 あかつといえは(9-12)
あねがめに なをきたなしや 
そのこゝろ はぢをもしらぬ



「そさのお」はお姉さん(したてるひめ・下照姫)に、一方的に先の誓いで「あ」(吾、われ)が勝ったと意気込んで報告しましたが、姉の眼には到底認められない独り善(よ)がりでしかありませんでした。
独り善(よ)がりで恥知らずと言って、過去の過ちを犯した弟を認めませんでした。



よのみたれ これみなそれの(9-12)
あやまちと おもえはむせぶ(9-13)
はやかえれ(9-13)



 世の中の乱れも元はと言えば、全て「おぬし」(そさのお)の犯した過ちではないか!思い出すだけでも胸くそ悪い。さっさと帰れ!と、姉に言われてしまいました。



 そさのおはぢて(9-13)
ねにかえる



「そさのお」は恥入って、すごすごと「ね」(北)に帰りました。

ジョンレノ・ホツマ

9-10~11 「おろち」の緒の先から「ははむらくも」の剣が現われる

9-10 「おろち」の緒の先から「ははむらくも」の剣が現われる(9-10~11)

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 はゝがおさきに(9-10)
つるぎあり ははむらくもの(9-11)
なにしあふ


すると「はは」(おろち)の緒の先に、一振りの剣が現われました。これが、「ははむらくも」(羽羽叢雲)の剣の出現です。

物語風にぼかしてあり、詳しくは書かれていませんが、この付近で既に作られていたものと推測します。
その理由として、「はは」は「おろち」のことを示しており、此処では「鉄が溶けだしている様子」を言っていると思います。
「むらくも」とは熔鉄の際に膨大な火力が必要なため、山の木を燃したときに出る煙が雲のように立ち登っていることを言っていると思います。

大陸からもたらされた新しいたたらの技術による製鉄が始まったことを言ったのでしょうか。


「おろち」とか「へび」は鉄を示しているようです。

参考までに(小目次34-11)34綾で大物主の妻となった「ももそ姫」が「くしげを見れば子蛇あり」とあります。此処での「こへび」はちょろちょろと流れ出た溶けた生鉄が出来たことを言っているようです。

(小目次35-12)35綾の「さほ姫」の処で「いろおろち」が夢の中で垂仁天皇の首にまつわりつくという記述があります。「おろち」だけなら鉄でしょうが、「いろおろち」と言っているのは青銅のこと(あるいは、金、銀)を示しているのでしょうか。


ジョンレノ・ホツマ

9-8~9 「そさのお」は、酒を飲み泥酔した「おろち」を斬る

9-9 「そさのお」は、酒を飲み泥酔した「おろち」を斬る(9-8~9)

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 やまたかしらの(9-10)
おろちきて やふねのさけを
のみゑいて ねむるおろちを
づたにきる



「やまたかしら」(八岐頭)の「おろち」が来て、「やふね」(八槽)の酒を飲み干す(飲み得る、飲み獲る、泥酔したことを言っているようです)と「おろち」は眠ってしまいました。
すかさず、姫姿に変身していた「そさのお」は、眠ってしまった「おろち」を、ずたずたに斬りました。

姫姿に変身した「そさのお」を「おろち」は「いなだ姫」と見間違ったのでしょう。「そさのお」と面識はあっても「いなだ姫」との面識はなく見破られなかったことになります。

この場面は、今一、具体的な記述を避けているようなので、どのような出会いをしたのか分からず解釈の難しい所です。


酒を飲ませて殺すという場面が後に出てきます。

後世に景行天皇が熊襲征伐の際、絹織物に目が眩んだ娘の「ふかや」が熊襲を(父親の「あつかや」を)酒を飲ませて泥酔させて殺してしまいます。(38綾48)

また、「やまとたけ」が熊襲征伐に行ったときに、姫姿に変装して「くまそたける」を斬っています。
この時は「くまそたける」との会話があったものの、夜更けになり、酒で寝てしまったときを狙っていたようです。(38綾92)


ジョンレノ・ホツマ

9-8~9 「そさのお」は姫姿に変身して「おろち」を待ち構える

9-8 「そさのお」は姫姿に変身して「おろち」を待ち構える(9-8~9)

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 ひめはゆげやに(9-8)
かくしいれ すさはやつみの(9-9)
      すさはやすみの(小笠原)
ひめすがた ゆづのつげくし
つらにさし やまのさすきに
やしぼりの さけをかもして
まちたまふ(9-10)



「いなだ姫」を弓削屋に隠れ入ました。

ここで、弓削屋は熔鉄している場所を示しているように見えます。
鉄が溶けた状態を現在でも「湯」と言っており、熔鉄の湯気が立ち込めた炉を囲んでいる建物に隠れていたのではないでしょうか。


「そさのお」は「やつみ・やすみ」(八つ身・八頭身)の姫姿に変装して、「斎つ」(ゆづ・神聖で清浄な)黄楊の木で作った櫛を「つら」(顔、物の表面、頭の上)に差しました。
そして、「やまたのおろち」の潜んでいる八重谷(非常に長い谷)に乗りこみ、山の「さすき」(さじき・一段と高くなった所)に、八搾りの醸造した酒を用意して「おろち」が出てくるのを待ちました。

ジョンレノ・ホツマ

9-7~8 「わらべのそで」の「わきあけ」について

9-7 「わらべのそで」の「わきあけ」について(9-7~8)

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 やめるほのほの(9-7)
くるしさを そでわきさきて(9-8)
かぜいれば ほのほもさめて
こゝろよく わらべのそでの
わきあけぞ



「いなだ姫」は高熱に苦しんでいたので、姫の着物の脇縫いを裂いて風通しを良くしたら熱も下がり快方に向かいました。これが、少女の袖の脇開けの始まりになりました。

上記が表向きの解読ですが、この部分には産鉄についての記述が隠されているように見えます。

それは、「やめるほのほ」とは、くすぶっている火、すなわち、「不完全燃焼」を「苦しさ」という表現を使っている。
燃やし始めは褐鉄鉱も湿っているであろう表現のことのように思えます。
そのため、炉の両脇に溝を掘って、風が入るようにしたら、炎も完全に燃えて鉄、(鋳物)もよく溶けだしたことを言っていると思います。
今まで野だたらであったのが、本格的なたたら製鉄に入り始めたことを示しているのではないでしょうか。

この画期的な改良を「わらべの袖の脇開け」という風に例えて、産鉄の詳しい記述と思われないように言葉を選んだような気がします。

ジョンレノ・ホツマ

9-5~7 「そさのお」はこの痛ましい娘「いなだ姫」を得る

9-6 「そさのお」はこの痛ましい娘「いなだ姫」を得る(9-5~7)

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 そさのみことの(9-6)
かんとひに あからさまにぞ
こたゑけり


この痛ましい話を聞いた「そさのお」命の一方的(単刀直入・ぶしつけ)な問いに、「あしなづち」と「てにづち」は包み隠さず全て答えました。

かんとい=神問(かんとわす、かむとわす、かみとわす) 
神が、また、神として、おたずねになる。人間の所業などを、おただしなさる、詰問なさる



 ひめをゑんやと(9-6)
いやといに みなはたれぞと(9-7)
うらどえは



「そさのお」は、居てもたってもおられず、「いなだ姫」を自分が得ようと突然の申し入れをしました。
皆驚いて、貴方様は一体どなたでしょうかと「そさのお」に本心を問いただしました。

「いやとい」の「いや」は「礼」、敬うこと、尊敬すること、礼儀、うや。敬う。
「うらどう」(心問・裏問)・「うら」は「こころ」の意、それとなく相手の心中を探る、裏で何を考えているのか確かめる、本心を問いただす。
「いなだ姫」の「いな」は稲の意味とは別に、鋳物の「鋳」より、鉄に関連している意味合いが含まれている気がします。



 あめのおとゝと(9-7)
あらはれて ちぎりをむすぶ
いなたひめ


「そさのお」は自分は「あめ」(天照神)の弟と身分を明かしました。
そして、「いなだ姫」と婚約しました。 

ジョンレノ・ホツマ

9-5~6 「おろち」は残る8人目の「いなだ姫」を狙っていた

9-5 「おろち」は残る8人目の「いなだ姫」を狙っていた(9-5~6)

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 ははやかがちの(9-5)
ひとみけと つゝがせらるゝ
なゝむすめ のこるひとりの
いなだひめ これもはまんと



大蛇(はは)や、錦蛇(かがち)の犠牲、人間を食い物(御食)にされてしまいました。まさに人身御供(ひとみごくう)にされてしまったようです。
八人娘の内、既に七人の娘までが犠牲になり、残る一人の「いなだ姫」も食おうと狙っていました。


「はは」は「おろち、大蛇」を、「かがち」は「錦蛇」を言うようですが、「おろち」は熔鉄、産鉄を示しています。
「かがち・錦蛇」はきらきら輝く鉄以外の金か銀か銅が産出している事を示していると考えます。
この付近から、大量の銅鐸、銅剣が出土している所から「銅」(青銅)のことでしょうか。


「つつがせらるる」は「つつが」は罪人を閉じ込める筒状の檻のことで、そこに閉じ込められたことから殺されてしまったことを言っていると思います。
「つつがなく」が「無事で何より」という意味合いとして今も生きていることを実感します。




たらちねは てなであしなで(9-6)
いたむとき



7人もの娘が「おろち」に殺され、最後の8人目の娘も狙われている「たらちね」(娘の父母)の「てなで」(手摩乳・手名推、母親)と「あしなで」(足摩乳・足名推、父親)は、心を悼めていました。
一人残っている「いなだ姫」の手を撫で足を撫で、嘆き悲しんでいました。

ジョンレノ・ホツマ

9-4~5 「ひかわ」の山奥に「やまたのおろち」が出現

9-4 「ひかわ」の山奥に「やまたのおろち」が出現(9-4~5)

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ひかわのかみの(9-4)
やゑたには つねにむらくも
たちのほり 


「ひかわ」(斐伊川)の上流の山奥の八重谷(非常に長い谷)には、常にむら雲(群がりたつ煙が雲のように)立ち上っていました。

この記述は、まさに斐伊川の水中の藻に鉄分が沈殿堆積した褐鉄鉱(高師小僧、「すず」(鈴)とも言う、
但し錫(Sn)のことではない)を燃して製鉄を始めていたことが推測できます。

斐伊川のあちこちで「野だたら」が始まっていたことを示しています。産鉄の「たたら」場跡が河川流域にあるということからも推測できます。



そびらにしげる(9-4)
まつかやの なかにやまたの
おろちゐて(9-5)


八重谷(非常に長い谷)の尾根(背中・そびら)に繁っている松や榧(かや、櫟・一位の木)の林の中に「やまたのおろち」(八岐大蛇)が潜んでいました。

「おろち」とは、どろどろと溶け出た鉄のことも言っており掛け言葉になっています。

古代の鉄と神々 真弓常忠著、 
風土記世界と鉄王神話 吉野裕著、 
和鋼風土記 山田登美男著、 
風と火の古代史 柴田弘武著 
等の参考文献より

ジョンレノ・ホツマ

9-3~4 「あしなづち」の8人娘が殺され悲しむ

9-3 「あしなづち」の8人娘が殺され悲しむ(9-3~4)

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さたのあれおさ(9-3)
あしなづち そおのてにつき
やめうめど おいたちかぬる
かなしさは(9-4)


 佐多(島根県佐多岬)の「阿礼の長」の「あしなづち」と曽於(鹿児島県都城)出身の「てにづち」との間に八人の姫が生まれましたが、成長を待たずに、殺されてしまい悲しみに暮れていました。

ジョンレノ・ホツマ

9-2~3 「そさのお」は「さほこ」に隠れ住んでいました

9-2 「そさのお」は「さほこ」に隠れ住んでいました(9-2~3)


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 すりやわごとに(9-2) すりやがもとに(小笠原)
たとりきて ついにねのくに
さほこなる
 

身をすり減らして、やっとたどり着き、そこは「ね」(北)の国の「さほこ」という所でした。


ゆげのそしもり(9-2)
つるめそが やどにつぐむや(9-3)
しむのむし


「ね」の国の「さほこ」では、「ゆげ」(弓削*下記)の「そしもり」(*下記)という「つるめそ」(弓弦を召す意味合いを持つ人)の元で「そさのお」は、身を隠していました。

「やどにつぐむ」の「やど」は「宿る」とか「身籠る」と言った一緒にいるということだと思いました。
「しむのむし」は「そさのお」のことを示していると思われます。(松本善之助・月刊ほつま132号)

この間に、あるいは此処にたどり着く以前に、新羅に行っていたのかも知れませんね。そして、新しい製鉄技術を身につけていたのではと考えました。

「ゆげ」について、
元々の意味は下記①②だと思いますが、此処では暗に③のことも含めているように思えます。
① 弓削 弓の製作に従事した部民
② 靫負(ゆげい)古代宮廷の警備に従事した武人の称
③ 湯気すなわち鉄を溶融していることを示している


「そしもり」について
①「鉄の山」という意味をもっている。(古代の鉄と神々 真弓常忠著 学生社発行より)
「ゆげのそしもり」で溶けた鉄を扱っている様を意味している。

②「牛頭王」という意味がある。
韓国語で「そ」は「牛」、「し」は「~であられる」、「もり」は「頭」を意味しています。
「そさのう」は牛頭(ごず)天皇とも呼ばれているのは此処のことでしょうか。

なお、古代朝鮮で「そもり」とは(牛の頭の神)として崇められた神、この神のルーツは古代中国の伝説の行程・神農(しんのう)やコタン(現・新彊ウィグル自治区ホータン)のコーマリ(牛頭窟)につながります。(日本超古代王朝とシュメールの謎 岩田明著日本文芸社発行より)

更に、牛頭天皇が「うしきありひと」という方であれば
34綾-35に出てくる韓国の皇子「つのがあらひと」の父親ということになります。

ジョンレノ・ホツマ

9-1~9-2 「そさのお」は身を隠していました

9綾 やくも打ち 琴つくる綾

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9-1 「そさのお」は身を隠していました(9-1~9-2)

あらかねの つちにおちたる(9-1)
さすらおの あめのおそれの
みのかさも ぬがでやすまん
やどもなく ちにさまよいて(9-2)
とがめやる



粗金の土(鉱脈)を追い続けて、どん底まで堕落してしまった「さすらお」(そさのお)は、誰にも見つからないように、雨具の蓑笠も脱がずにつけたまま、休む宿も無いような辺ぴな所をさ迷い続け、誰からも咎められないよう逃げてきました。

「ちにさまよいて」の「ち」は、地、知、血、霊(自然の事物、神秘的な力を示す)を示しているのでしょう。

ジョンレノ・ホツマ

8綾解読後記


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8綾解読後記

読み返すと、あちこち新たな発見や、訂正をしなければならないところが多々見つかります。
後日、「ほつまつたゑ」全編を読み通した後で、再度挑戦いたします。

この8綾「はたれ」の記述が、古代日本史の中でよく言われている倭国大乱のことかと一瞬、思いました。しかし、その後、早とちりと気がつきました。

後漢書の巻85東夷列伝の中に
桓、霊、倭國大乱、更相攻伐、歴年無主。
とあり、倭国大乱は後漢の桓帝、霊帝時代(147~189年)で、いわゆる卑弥呼の時代のころを言っています。
一方、この「はたれ」の出来ごとは、縄文・弥生の端境期にも近い紀元前800~1000年ごろではないでしょうか。

なぜなら、この「ほつまつたゑ」の前半の綾(1~28)は紀元前660年ごろ「わにこくしみかた命」が神武天皇の命により編纂されております。

地神初代 天照神
地神2代 おしほみみ
地神3代 ににきね(天孫・天照神の孫)
地神4代 ほほでみ
地神5代 うがやふきあわせず
人神初代 神武天皇

と続き、「はたれ」出現の対応に天照神が指揮していますから、この前半をまとめた時からさかのぼればこの程度かなと思った次第です。詳しく暦、年号の記述を調べていけばもっと正確な年が推定できるかもしれません。

天照神から神武天皇までの相関図が29綾の「たけひと」と「にぎはやひ」の関係図に分かり易いのがありますので添付します。

あちこちに散らばっている記述や、他の専門の方々の調査資料などを関連付けていくと、より明確に浮き上がって来るのがわかります。
まるで、資料の方から呼びかけてきているような錯覚になります。

取りあえず、8綾は今まで通りの小見出しで目次を作りリンク出来るようにして、一旦8綾はこれで終了して来週から9綾に進んでいきます。よろしく!
2012/3/9
ジョンレノ・ホツマ

「たけひと」と「にぎはやひ」の関係図

c8-fig22たけひとvsにぎはやひ

8綾 目次 魂返し「はたれ」討つ綾

 8綾 魂返し「はたれ」討つ綾 目次

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8-1  天の節目(厄年)に当たっていました(8-1~3)
8-2 犯罪者を正しく罰せず賄賂が横行(8-3~5)
8-3 不法者に付け入る隙を与える結果に(8-5)
8-4 「はたれ」という謎の未確認集団が群れる(8-5~7
8-5 「たけみかづち」は「はたれ」の正体がわからず(8-6~7)

8-6 「はたれ」の正体を「かなざき」が天照神に伺う(8-7~8)
8-7 天照神が「はたれ」について話される(8-8~12)
8-8 「はたれ」征伐の手段を「ふつぬし」に「かなさき」が答える(8-8~12)
8-9 天照神は禊ぎ司に「かなざき」を、「ふつぬし」と「たけみかずち」を補佐に賜う(8-14~15)
8-10 「はたれ」は七十万もの大群で押し寄せてきた(8-15~17)
8-11 天照神は「はたれ破滅」の戦術を得て、諸神に授ける(8-17~18)

①しむみち

8-12 「はたれ」の「しむみち」の術に拒まれる(8-18)
8-13 「かなざき」は一旦退却し天照神に報告(8-19~20)
8-14 「かなざき」は諸神に戦術を授け「はたれ」3千人を捕らえる(8-20~22)

②いそらみち

8-15 「おおはたれ」が立山に現れ、征伐に「ふつぬし」を派遣(8-22~23)
8-16 「はたれ」の「いそら神」が術で驚かす(8-23~24)
8-17 「ふつぬし」は刺矢で指を怪我(8-24)
8-18 天君は「おこぜ」と「ふき」を賜う(8-24~25)
8-19 「ふつぬし」は弓懸けして出直す(8-25~26)

8-20 矢に当たった「ふつぬし」が再び現われ「はたれ」は不思議に思う(8-26~27)
8-21 「ふつぬし」は土産と言って「はたれ」に「おこぜ」を渡す(8-27~28)
8-22 土産は汝を殺すためと聞き「はたれ」は怒る(8-28~29)
8-23 「ふつぬし」は「はたれ」の群れの中に「おこぜ」を投げ入れる(8-29~30)
8-24 「ふき」を焚き燻し「はたれ」が噎せたところを縛り上げる(8-30~32)

③いずなみち

8-25 別の「はたれ」が伊予から紀州へ攻めてきた (8-32~33)
8-26 「たけみかづち」に「大曲餅」を賜い、高野に至る(8-33~34)
8-27 「いつなみち」が獣に化けて襲いかかる(8-34)
8-28 「たけみかづち」が討ち進むと「はたれ」神が捕虜を返せと脅す(8-35)
8-29 「たけみかづち」は動じず(8-35~36)
8-30 「大曲餅」を貪らせ「はたれ」の群れ九千九百人を捕らえる(8-36~38)

8-31 「たけみかづち」が高野山に捕虜を引き連れるが首が絞まる(8-38)
8-32 死んだ捕虜の霊を弔い「ささやま」に生き残った捕虜を投獄する(8-38)
8-33 「くすひ」に状況を調べさせる(8-39~40)
8-34 天照神は御幸し自ら正体を調べる(8-40~42)
8-35 天照神は魂返しをすれば人間に戻れると詔り(8-42~43)
8-36 「ここすと」の道で死者の霊を猿から解放(8-43~44)

④きくみち

8-37 別の「はたれ」が「つくし」から現われ「かだまろ」に様子を見に行かせる(8-44~45)
8-38 「かだまろ」は景色が一変し前へ進めず(8-46~48)
8-39 人を化かす「きく」と見て「はじかみ」を燻して押しつぶせと詔(8-48~49)
8-40 「かだまろ」は花山の野で「はたれ」が七変化に驚く(8-49~50)
8-41 「かだまろ」は「きくたみ」に揚げ鼠を貪らせ一網打尽に(8-50~52)

8-42 命乞いをされ、縄を解き、縄を沢に張り巡らさせる(8-52~53)
8-43 山椒と茗荷を燻して追いつめ「はたれ」三人を縛り上げる(8-53~54)
8-44 「きくつね」三十三万匹を捕らえる(8-54~55)

⑤はるなははみち

8-45 別の「はたれ」が各地に出現、天照神に御幸を乞う(8-55~56)
8-46 天照神は御幸され「やまだ」に到着(8-57~58)
8-47 敵状を密偵に窺わす(8-58~60)
8-48 天照神は粽にうたみをつけ諸神が囃し立てる(8-59~61)
8-49 「はたれ」は怒って火を吹く (8-61~62)

8-50 「みずはめ」神を招き、火を消し「はたれ」を取り縛る(8-62~63)
8-51 御幸中の天照神が登場 (8-64)
8-52 「はるな」は「そさのお」の勅命と言うが「いぶきど」主は認めなかった (8-64~67)
8-53 「くすひ」が熊野神を招き、「はたれ」は真人間になり命乞い(8-67~69)
8-54 狐の影が現われ三狐と呼ぶ(8-69~70

8-55 「かだ」の神が「はたれ」の命乞い (8-70~71)
8-56 三狐に「うけのみたま」を守護するよう詔(8-71~72)
8-57 「うけのみたま」、「うけもち」と「かだ」神は合祀 (8-72~74)
8-58 「はたれ」の「しむみち・いそら・いづな」も「おしで」に誓う(8-74~77)

⑥あめえのみち

8-59 「いぶきど主」が「あめえのみち」に御幸 (8-78~80)
8-60 「はたれ」と「いぶきど主」の応酬 (8-80~82)
8-61 「はたれ」と「いぶきど主」の応酬が続く (8-82~84)
8-62 「いぶきど主」が「はたれ」を討ち取る (8-84~85)
8-63 「たちからお」が「はるなははみち」を捕らえるが「いふきぬし」が許す (8-85~87)

8-64 「はたれ」が真人間になる (8-87~89)
8-65 高野に「いぶきど主」が宮居を建て、霊が鎮まる(8-90)
8-66 「かなざき」は住吉の神として九州を治めることに(8-90~91)
8-67 「ふつぬし」は香久山を治め「かとり神」に(8-91~92)
8-68 「たけみかつち」は雷神、「たけものぬし」の頭槌剣、要石槌を賜う(8-92~93)
8-69 「つわもの主」は「しぎあがた主」と穴師大兵主神を賜い、魂返し術を「こことむすび」と名付け春日と尊ばせる(8-93~95
8-70「かなさき」は住吉の名を賜わり、香取の妹「あさか姫」が春日麿を生む(8-95~98)


8綾完

8-95~98 「かなさき」は住吉の名を賜わり、香取の妹「あさか姫」が春日麿を生む

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8-70「かなさき」は住吉の名を賜わり、香取の妹「あさか姫」が春日麿を生む(8-95~98)

 きみかなさきに(8-95)
のたまふは よろものきれど
たまかえし みたれおとけば(8-97)
かみとなる こゝちかすがと


君(天照神)が「かなざき」に宣り賜いました。
万物(よろもの魔)を斬った場合でも、魂返しをして、乱れた緒を解けば神となります。
気分は、春日(すがすがしい)の心地です。



さとのなも おきながもりも(8-97)
たまわれは



里の名も住吉の翁の森という名も賜わりました。


 かとりがいもと(8-97)
あさかひめ こゝとむすびの(8-98)
つまとして うむかすがまろ
わかひこぞこれ



 香取の妹の「あさか姫」か「こことむすび」の妻として生んだのが春日麿(かすがまろ)です。
 後に、春日大社の御祭神「あめのこやね」(天児屋根)となりました。

8綾完

ジョンレノ・ホツマ

8-93~95 「つわもの主」は「しぎあがた主」と穴師大兵主神を賜い、魂返し術を「こことむすび」と名付け春日と尊ばせる

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8-69 「つわもの主」は「しぎあがた主」と穴師大兵主神を賜い、魂返し術を「こことむすび」と名付け春日と尊ばせる(8-93~95)


 つはものぬしが(8-93)
たまかえし きよきまことの
はなふりて みちにあもなし
しきあがた あなしうおかみ(8-94)
おしてそえ すゑてうつしひ
かんおぢぞ



「つわもの主」(兵主)の魂返しの術は国中に、清き真(まこと)の花を降らせて、神祭る道に天下(あも)を成し遂げ、信貴県(しぎあがた)主を賜わりました。
「あなしうおかみ」(穴師大兵主神)の神璽(おしで)も添えて「うつしひかんおじ」(移し日神伯)と称えました。

穴師大兵主神社 は奈良県桜井市にあります。

 
ゐちちがゑなむ(えらむ)(8-94)
たまかえし ここすとのねを
むすぶふみ こゝとむすびの(8-95)
なにすゑて かすがとなとぞ
たふとませ



 「つわもの主」(兵主)の父の「いちぢ」が選んだ(編纂した)魂返しの術が心を清く「ここす」・「と」(瓊・たま)の教えであることから、「こことむすび」(心瓊産霊)と名を改めて定めました。
そして、春日殿と尊ばせました。

ジョンレノ・ホツマ

8-92~93 「たけみかつち」は雷神、「たけものぬし」の頭槌剣、要石槌を賜う

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8-68 「たけみかつち」は雷神、「たけものぬし」の頭槌剣、要石槌を賜う(8-92~93)


 たけみかつちは(8-92)
なるかみに たけものぬしの
かふつちと さきのくにゑに
ゆりしつむ かないしつちも(8-93)
たまふなり




「たけみかづち」は、雷神(なるかみ)の神名と「たけもの主」の「かぶつち」(頭椎剣)と、更には以前全国の国の絵地図を作ったこと、地震を鎮める「かないしつち」(要石椎剣)も賜わりました。
 
「たけみかづち」は 鹿島神宮の御祭神になります。

ジョンレノ・ホツマ

8-91~92 「ふつぬし」は香久山を治め「かとり神」に

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8-67 「ふつぬし」は香久山を治め「かとり神」に(8-91~92)


 またふつぬしは(8-91)
かぐやまを つかさとれとて(8-92)
かとりかみ

また、「ふつ主」は、香久山を司りなさい。そして、「かとり神」という神名を、天照神から賜わりました。

此処での香久山は奈良県の香久山ではなく、今の富士山を示していたと思います。つまり、中つ国から見て、大陽の出る東国を意味し、東の果ての鹿島灘の方向であったと感じます)

現在、千葉県香取市の香取神宮の御祭神になっています。

ジョンレノ・ホツマ

8-90~91 「かなざき」は住吉の神として九州を治めることに


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8-66 「かなざき」は住吉の神として九州を治めることに(8-90~91)

 またかなさきは(8-90)
すみよろし かみのおしてと(8-91)
みはのそを たまふつくしの
たみすべて ゆいおさむべし
わがかわり



また「かなざき」は「住吉(すみよろし)」の神の神璽(おしで)と、神の御衣(みは)の裾尾(そお)を賜いました。
更に、天照神の代わりとして、「つくし」(筑紫・月隅国・九州)の地と民を「ゆいおさむ・結納」(まとめて治める)ように賜わりました。

現在、筑前一之宮 住吉神社が九州に息づいている理由がはっきりします。

此処で「ゆいおさむ」という言葉が出てきますが、後の「結納」の語源になったのでしょうね。

ジョンレノ・ホツマ
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