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40-42~48. 宮簀(みやづ)姫に残した歌

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17. 宮簀(みやづ)姫に残した歌(40-42~48)

また、此処で辞世の歌がいくつか挿入されています。

やまとたけ をばよりたまふ(40-42)
くさなぎを ひめのやにおき(40-43)
(むらぐもを ひめがやにおき:小笠原写本)
いぶきやま かえさはいせぢ
(かえりいせぢに:小笠原写本)
いたはれば みやこ。おもひて


ヤマトタケが、伯母さん(ヤマト姫)より賜った、草薙の剣を宮簀姫(ミヤヅヒメ)の家に置いたまま、伊吹山に登り足を痛めてしまい、宮簀姫の家に寄らなかったので家族を心配しながら、都に早く戻らなければならないという思いをはせて歌ったづづ歌(十九音)です。

「むらぐも」が「くさなぎ」に名前が変わったのは富士の裾野でエミシに騙され火を放たれた時、草を薙いだ所からです。(39-26)参照 
多分どちらかの何代目かの写本で虫食いがあり、その部分が読めず前後関係から推測したものと思われます。その他にも、何箇所かありました。

はしきやし。わきべの(40-43)
かたゆ。くもいたちくも(40-44)


愛(は)しきやし 我家辺(わきべ)の
方ゆ雲居(くもい)立ち雲

のこしうた みこやうからに(40-44)
をりあひの つずはやかたで
いでたつは たびやにあえる
まろびとゝ まよひのこさぬ(40-45)
さとしうた ふかきこゝろの
みちびきぞこれ


この遺歌(のこしうた)は自分の皇子(みこ)や親族(うから)に折り合いの十九(つず)は館(「か」が真ん中の10番目のこと?)で出で立つは旅館(たびや)で会える客人(まろびと)と思いなさい。
迷いを残さぬように諭した歌で、深き君の御心の導きです。

のぼのにて かみなるときに(40-45)
のこしうた みやづひめえと(40-46)
あいちだの をとめがとこに
わがをきし いせのつるぎの
たちわかるやわ


能褒野(のぼの:三重県地名)で神上がられるとき(神になる)に宮簀姫に歌を遺しました。
愛知田の乙女が床に私(我)が置いてきた伊勢の剣の立ち別るやわ

このわかは いもせのみちは(40-47)
つらなりて たちわかるれど
つりのおは きれはせぬぞと
みちびきを たつるあめのり


この歌は妹背(愛し合う女と男。夫婦)の道は連綿と続いて、たとえ我が剣のように、別れても吊りの緒は決して切れはしない、という導きをはっきりさせた神の教示です。

みやずひめ もたえたえいり(40-48)
やゝいけり 


宮づ姫は、悲しみのあまり息も絶え絶えに悶え泣き、生きているのがやっと(漸:やや)でした。


ジョンレノ・ホツマ
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